福井県敦賀市の中心部に位置する「氣比神宮(けひじんぐう)」。地元では「けいさん」と呼ばれ、古くから地域の人々に親しまれてきた北陸随一の古社です。その歴史は古く、創建はなんと約702年に創建されたと伝えられています。大鳥居は日本三大木造鳥居のひとつに数えられ、国の重要文化財にも指定されているほど。
敦賀を訪れる観光客にとって外せない名所であり、北陸のパワースポットとしても人気を集めています。
今回は、実際に訪れた感想を交えながら、アクセスや施設の雰囲気、御朱印や周辺グルメ情報までをまとめてみました。
これから敦賀旅行を考えている方、また「氣比神宮ってどんなところ?」と気になっている方の参考になれば嬉しいです。

アクセス・基本情報
住所 | 福井県敦賀市曙町11-68 |
営業時間 | ●開・閉門時間 【4月〜9月】5:00~17:00 【10月〜3月】6:00~17:00 ●お守り、御朱印の授与 8:45~16:45 |
定休日 | 無休 |
駐車場 | 駐車場無料(100台)[大鳥居わき・境内東] |
アクセス | ●公共交通機関をご利用の場合 JR北陸本線「敦賀駅」下車 徒歩約15分 又は駅前よりバスにて約5分。 |
公式サイト | 気比神宮 |
駐車場側には参拝休憩所もあるので疲れたときはゆっくりできるのもいいですね。

施設の雰囲気・外観
氣比神宮の魅力といえば、まずは境内入口にそびえる 大鳥居。高さ11メートルを超える木造鳥居は、厳島神社・春日大社と並び「日本三大木造鳥居」と称されます。初めて目の前に立つと、その迫力に思わず足を止めてしまうほど。写真撮影をする観光客が絶えないスポットです。

週末(土曜日のお昼頃)に訪れた際には、敷地内は多くの人で賑わっていました。駐車場には観光バスも停まっており、団体ツアーで訪れる方々も多かったです。そのため、人が写り込まずに写真を撮るには、朝早めや夕方などを狙うと良いかもしれません。
境内は広々としており、木々の緑や池に泳ぐ鯉が印象的。参道を歩いていると街中にあることを忘れてしまうほど、静かで落ち着いた時間が流れています。祭事のときは屋台や露店で賑わい、一転して活気ある雰囲気になるのもこの神宮の魅力です。

グルメ・レストラン
境内に飲食店はありませんが、神宮は敦賀市街地の中心部に位置しているため、徒歩圏内に多くの食事処があります。参拝後に立ち寄るなら、敦賀名物の ソースカツ丼 が特におすすめ。分厚いトンカツに甘めのソースをたっぷり絡めた丼は、地元民にも愛されるご当地グルメです。
そのほか、港町らしく海鮮丼や焼き鯖寿司を味わえるお店も豊富。観光で来たなら、参拝と一緒に敦賀グルメを楽しむのが醍醐味ですね。
お土産・特産物コーナー
氣比神宮を訪れたら忘れてはいけないのが お守りや御朱印。
- 健康長寿や縁結び、交通安全などバリエーション豊富なお守り
- 朱印帳もあり、気比神宮ならではのデザインも入手可能
- 授与所では、期間限定の特別御朱印が頒布されることも
御朱印は神社めぐりの記念になるだけでなく、旅の思い出を形に残すアイテムとして人気です。
体験・見どころ
氣比神宮には参拝以外にも、訪れた人が体験できる要素がいくつかあります。
- 長命水・お手清めの水
境内に湧き出る霊水で、延命長寿や無病息災のご利益があると伝えられています。参拝者が手を清めるだけでなく、汲んで持ち帰る方も。 - 結婚式
格式高い神前式を挙げることができ、敦賀や若狭エリアでは憧れの挙式スポットのひとつ。 - 車のお祓い
専用の駐車スペースに車を停めて、交通安全祈願のお祓いを受けられます。ドライバーに人気のご利益です。 - 年中行事
特に9月の「氣比神宮例祭」は北陸三大祭りのひとつに数えられ、豪華な山車や行列が敦賀の街を練り歩きます。観光で訪れるなら、この時期は迫力あるお祭りを楽しめる絶好のチャンスです。

感想・まとめ
実際に訪れてみると、氣比神宮は「街中にありながらも荘厳な雰囲気を持つ神社」でした。大鳥居の迫力、境内の落ち着いた空気感、そして参拝後に味わえる敦賀のご当地グルメ。そのすべてが揃っているので、敦賀観光のスタート地点にぴったりだと思います。
こんな人におすすめ!
- 北陸の有名神社を参拝したい人
- パワースポットや御朱印集めが好きな人
- 観光とグルメを両方楽しみたい人
周辺には 氣比の松原(日本三大松原) や 敦賀赤レンガ倉庫 もあるので、氣比神宮とセットで巡れば1日しっかり楽しめます。
敦賀に来たらまず訪れたい名所、それが「氣比神宮」です。これから参拝を予定されている方の旅が、良きものになりますように。
※掲載している営業時間や料金の情報は変更になる場合がありますので、お出かけの際は事前に公式サイトをご確認くださいね。