【東舞鶴旅行記】赤レンガ倉庫から絶景タワーまで♡歴史と港町を満喫

京都・東舞鶴――港町と聞くと、少し素朴で落ち着いた場所を想像なさるかもしれませんね。ですが、実際に訪れてみると、その印象は良い意味で裏切られました♡

歴史を刻む赤レンガ倉庫群、山の上から舞鶴湾を一望できる五老スカイタワー、そして心に深く残る引揚記念館。どの場所も「見て終わり」ではなく、じっくりと味わいたくなる魅力にあふれていました。

もちろん旅に欠かせないグルメも楽しみました。地元ならではの味を堪能し、最後はカフェでゆったりと。観光も歴史も食も一度に楽しめるだなんて、なんとも贅沢な旅でした♡

09:30 東舞鶴駅到着 ― 港町の入り口から旅の幕開け

東舞鶴の玄関口、東舞鶴駅。舞鶴市内の中心として観光拠点になる駅で、電車を降りた瞬間に漂うのは港町らしい柔らかな潮の香り。
京都府の海側って、京都市内の雅なイメージとは全然違って、ちょっとラフで、でも不思議と上品な雰囲気があるのよね♡

朝9時半、駅周辺はほどよく人が行き交っていて、観光地特有のざわざわ感が漂っていた。ここから始まる一日の物語を思うと、ちょっとワクワクが止まらない。


10:00 舞鶴赤レンガ倉庫群 ― 異国情緒と歴史を感じる小悪魔スポット

まず最初の目的地、レンガ造りの巨大な倉庫が並ぶエリア「舞鶴赤レンガ倉庫群」に到着。
旧海軍の倉庫として建てられた建物たちは、今ではリノベーションされて飲食店やお土産コーナー、博物館として生まれ変わっている。外観だけでも十分絵になるけど、せっかくなら中に足を踏み入れないと損♡

赤レンガ博物館で学ぶ“レンガの世界”

近くにある博物館に入ると、最初に流れる映像が「レンガって実は奥深いんだよ?」と小悪魔的に誘惑してくる。
エジプト文明からヨーロッパの建築、さらにはガウディ建築まで…世界中でレンガが使われてきた歴史を知ると、一気に視野が広がる。

展示室にはレンガの色合いや文様の違いがずらり。地域ごとの個性を眺めていると、まるで世界を旅しているみたいな気分になる。
しかも再現されたホフマン窯の中にも入れるから、ちょっとした冒険気分♡中にある展示物も見応えがあって、じっくり滞在したくなる。

ここはフォトスポットとしても抜群。レンガの赤みと空の青のコントラストが美しくて、ついついシャッターを切りすぎちゃった。

  • アクセス:JR東舞鶴駅 徒歩15分/車:「舞鶴東IC」6分
  • 営業時間:9:00~17:00(施設により異なる)
  • 入館料 :大人400円/学生150円
  • 駐車場 :あり(有料/1時間100円~)
  • 特徴  :旧海軍倉庫を利用した歴史的建造物。展示・イベント・写真スポットで人気

11:30 五老スカイタワー ― 舞鶴湾と若狭湾の絶景を独り占め♡

次の目的地は「五老スカイタワー」。赤レンガの余韻を胸に、山道を車で登っていく。
道のりがちょっと長くて「まだ着かないの?」とつい口にしたくなるけど、そんな焦らしも小悪魔的スパイス♡

ようやく到着したタワーからの景色は、まさに圧巻。展望台に上がると、東舞鶴と西舞鶴の街並み、そして舞鶴湾や若狭湾を一望できる。日本百景に選ばれるのも納得の美しさ。

展望台上は静かで、数組しかいなかった。椅子に腰を下ろして風を感じながら、ただ海を眺める贅沢な時間…。
「この景色を見ずに舞鶴を語るなんて、甘すぎる♡」なんて思わず呟きたくなるくらい、心をくすぐられる場所だった。

  • 住所    :〒624-0912、京都府舞鶴市上安237
  • アクセス  :JR舞鶴線「東舞鶴駅」から車で約15分
  • 営業時間(冬):12月~3月:9:00〜17:00(平日/土日祝)
  • 営業時間  :4月~11月:9:00~19:00(平日)、9:00~21:00(土日祝)
  • 休館日   :年中無休
  • 料金    :大人(高校生以上)300円、小中学生150円
  • 駐車場   :あり(85台)
  • 特徴    :舞鶴湾や若狭湾を一望できる展望タワー。日本百景に選ばれた景色が見どころ。

13:00 ランチ:麺楽 ― 地元の味を堪能する誘惑タイム

午前中の観光でお腹もいい感じに空いてきたので、ランチは「麺楽」へ。
ちょっとレトロな雰囲気の店内は、常連さんで賑わっていて地元感たっぷり。こういう場所って、外れない♡

注文したのは「ラーメンとチャーハンのセット」。
写真を撮ろうと思ったのに、気づけば箸が先に動いてしまって、食べてから気づいたのはご愛嬌…。でもそれくらい誘惑に勝てなかった料理♡

特にチャーハンが想像以上に美味しくて、パラパラなのにしっとり感もあって、絶妙なバランス。ラーメンも昔ながらの優しい味わいで、シンプルなのに飽きがこない。観光の途中でちょっと立ち寄るにはぴったりな一軒でした。

基本情報

  • 所在地  :〒625-0036、京都府舞鶴市浜441-2
  • アクセス :JR東舞鶴駅から徒歩約9〜10分
  • 営業時間 :11:30〜24:00(ラストオーダー 23:30)
  • 定休日  :月曜日
  • 席数   :28席
  • 駐車場  :あり
  • 支払い方法:カード・電子マネー不可/QR決済(PayPay・d払い・楽天ペイ・au PAY)可

14:30 舞鶴引揚記念館 ― 歴史を肌で感じる場所

お腹を満たした後は、少し落ち着いた時間を過ごすため「舞鶴引揚記念館」へ。
赤レンガ倉庫が“外向きの歴史”を伝えてくれるなら、こちらは“内側の歴史”を静かに語りかけてくるような存在。

受付を済ませて入ると、まずは映像が流れ、戦後に舞鶴が果たした「引揚」の役割について学べる。椅子に座って映像を見ていると、自然と気持ちが引き締まる。

中でも印象的だったのは「抑留生活体験室」。
少し温度が下げられた薄暗い空間で、当時の厳しい環境をほんの少しだけ疑似体験できる。肌に感じる冷たさが、資料の文字以上にリアルに迫ってくるのが印象的だった。

さらに裏手の歩行路から階段を登っていくと、かつて引揚船が入港し、実際に上陸が行われた場所を見渡せる展望台がある。海を静かに眺めながら、「この港からどれだけ多くの人々が故郷へ戻っていったのか」と想像すると、ただの風景以上の重みを感じた。

舞鶴を訪れるなら、観光だけでなくこうした学びの時間を組み込むのも大切。そう思わせてくれる場所だった。

基本情報

  • 住所  :〒625-0133、京都府舞鶴市平1584
  • アクセス:JR舞鶴線「東舞鶴駅」からバスで約20分、「引揚記念館前」下車すぐ
  • 開館時間:9:00〜17:00(入館は16:30まで)
  • 休館日 :毎週水曜日、年末年始
  • 入館料 :一般400円、学生(小学生~大学生)150円
  • 駐車場 :無料駐車場あり
  • 特徴  :シベリア抑留や引揚げの史実を伝える資料館。ユネスコ「世界記憶遺産」にも登録されている貴重な展示がある。

16:00 市街地散策&カフェ休憩 ― 十番館で小悪魔的ひととき

午後の締めくくりは、東舞鶴駅前にある「カフェ・ド・十番館」へ。
外観からしてちょっとクラシカルで、落ち着いた雰囲気。家族連れや友達同士のお客さんで賑わっていたけれど、不思議と騒がしさはなく、BGMと相まってとても心地よい空気が流れていた。

オーダーしたのは「today’sコーヒー(500円)」と「チキンサンド(900円)」。
しっかりした味わいのコーヒーは、ちょっと疲れた体に染みわたる。チキンサンドはボリュームたっぷりで、パンの香ばしさとジューシーなチキンの組み合わせが絶妙♡

旅行の最後にこうしてカフェでゆっくり過ごす時間って、意外と記憶に残る。観光の余韻を味わいながら「今日もよく歩いたな」としみじみ思う瞬間だった。

基本情報

  • 所在地 :京都府舞鶴市南浜町20-5 ホテルアルスタイン1F
  • アクセス:JR東舞鶴駅から徒歩約1~2分
  • 営業時間:11:00~21:00(L.O.20:30)
  • 定休日 :火曜日定休(ただし祝祭日・連休中は営業)
  • 席数  :30席(カウンター含む)
  • 駐車場 :あり

17:30 帰路 ― 一日の締めくくり

夕方になり、そろそろ帰路へ。
赤レンガの重厚さも、スカイタワーの絶景も、引揚記念館の学びも、そしてカフェでのリラックスも…一日の中でしっかり心に刻まれた。

東舞鶴は「ただの港町」なんて一言で片づけるにはもったいない。
歴史も自然もグルメも、どれもが奥行きを持っていて、旅をする人にさりげなく小悪魔的な魅力を見せてくれる。
また季節を変えて訪れたら、きっと違う顔を見せてくれるに違いない。


まとめ

東舞鶴の旅は、歴史と絶景とグルメが見事に融合した一日だった。
赤レンガ倉庫群で異国情緒を味わい、五老スカイタワーで海と街を一望し、ランチで地元の味を堪能し、引揚記念館で歴史を学び、最後にカフェで一息。

この流れで巡れば、東舞鶴の魅力をぎゅっと凝縮して楽しめる。
気取らないけど上品で、ちょっと小悪魔的に人を惹きつける街――それが東舞鶴。

また訪れる日を心の中で決めながら、今回は旅のページを閉じることにする。

※掲載している営業時間や料金の情報は変更になる場合がありますので、お出かけの際は事前に公式サイトをご確認くださいね。

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